数年前から古着物のリメイクが盛んに行われるようになり 、
タンスや倉などに眠っていた着物を洋服に変え今までと同じ生地なのに
まったく違う形に変身してしまいもう一度新しく楽しむ事が出来ます。
今やリメイク、リフォームは、産業にまでなってしまいました。
団塊の世代と呼ばれる方達が、どんどん定年退職になり残りの
人生をどう生きるか考えています。
今までよりは、時間が出来ます。
その定年退職された女性の方達を中心に古着物のリメイクは、盛んに
なっているように感じます。
今回ご紹介する羽織になりますが、お客様のお母様が明治時代に
仕立てた羽織だそうです。
ご家族のみなさんで大切に保管しているようで、羽織の状態は、
とても良い状態でした。
このような生地は、やはり最近は、あまり拝見する機会も少なくなりました。
首下の裏地に使われている生地が昔を感じます。
このような着物は、きっとリメイク職人さんは、欲しがる品物じゃないで
しょうか?きっと巾着やバックなどにするとすてきかもしれません。