現在のクリーニング店で合成皮革(ポリウレタン)製品
のお預かりをしていないクリーニング店があります。
合成皮革(フェイクファー)は、トラブルになりやすいとの事で、
10年近く前、合成皮革(ファイクファー)が流行した時に、
預からないクリーニング店が増えました。
合成皮革(ファイクファー)に使われている
ポリウレタン樹脂が原因で出回った頃に、
「クリーニング店に出したら表面が剥げた」、
「返って来て見たら、ベトベトしている」、
弁償しろと言うクレームが全国のクリーニング店で多く挙がりました。
原因は、ポリウレタン樹脂の劣化で、ポリウレタン樹脂が空気に
触れてから3~5年で薄い生地だと、表面が剥離する事
が多く、生地が厚めだと、表面がヌメヌメしやすい事が研究で
明らかにされました。
初期の頃は、クリーニング店でドライクリーニングをした事が原因だと
言われたことで、クレームが多発したと思われます。
現在は、劣化することが広く知られクリーニング店の店頭でも
お客様から預かる前に説明し、納得されてからお預かりする
店舗が増えた為、クリームの数も減って来ました。
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