クリーニング日々日記

クリーニングブランドの日々の日記

栃木県日光市でクリーニング店を営み、そこで日々起こっていることを書き綴っております。.
 

袷着物 お客様から泥汚れを落としてほしいという依頼でお受けしました。    作業前

 

 

 

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シルクの袷着物

 

お店の見解としては、下記の黒いシミは、泥では、無くカビじゃないか?

元は、雨がはねたものだったのかもしれませんが、付着したと思われる部分にカビが発症しているようにも

みえました。

 

 

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下記の赤いシミは、油分が変色してしまったもの。

こちらは、そでや前衣に多々見受けられたので、食事の時にはねた物が変色したと思われます。

 

 

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七五三のお着物

Posted by: | Posted in: 営業日々日記, 着物類

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振袖 着物 長年保管した事によって出来たシミ

 

お客様から保管する為、着物一式をお預かりしました。

その中で振袖のお着物の表地に少しですが長期保管をしていた為に出るシミが有り、
ひよくにびっしりシミがついている状態でした。

今回のお着物が濃い色のお着物なので表地のシミは、まったくと言って良いほどわからないですが、
ひよくのシミは、漂白をしても真っ白にはならないので、着物を丸洗いをしてひよくだけ交換する
と言う案をお客様に提案しました。

このまま保管しているとひよくの色が表地に移り、さっかく無事な表面がシミになる恐れが強いからです。

当店で振袖のひよく付きのお着物で¥10500、仕立て屋さんにお願いしてひよくを交換すると約¥30000。

 

 

 

振袖

 

 

 

振袖

 

振袖 ひよく

このお客様のお母様から仕立てて頂いた、思い出のあるお品物で、このお客様の娘さんに送りたいお着物だそうです。

着物は、長年着用できますし受け継いで行くこともあり、先日のテレビ番組で「着物は、着倒れするまで使える物だ」
と言うことをやっていました。

着物は、とても万能でなおかつ長期にわたって着用するにしても壊してまた縫い直せばまたきれる利にかなった品物です。

 

 

 

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お宮参り用のお着物

 

 

HPを見て頂いたと言う事でクリーニングブランドのお店があるのが、栃木県日光市。

お客様は、30キロほど離れた宇都宮市からご来店頂きました。

 

とても良い生地で仕立ても良いお着物でした。

管理も良かったせいか古いシミや汚れもなく大変きれいなお着物でした。

 

赤ちゃん用の産着がかわいらしく懐かしかったです。

 

 

 

 

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先ほど着物の縫い直し…

先ほど着物の縫い直しに出していた反物が着物になって戻ってきました。どの業界もそうですが、専門の職人さんが日に日に廃業しいく時代なので、着物の縫い直しの職人さんを今回探すのが大変でした。

羽織の 水ジミ

黒の羽織に食べこぼしをしてしまって、そのまま保管してしまったと言う、羽織をお預かり致しました。

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肩の部分と襟の下、脇と広範囲にわたって、水溶性の汚れが付いています。

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丸洗いすると水の和ジミは、消えきれいになります。

染みを部分的に抜いて、「丸洗いは、やらないで」とたまに言われますが、

あまりお勧め致しません。

和ジミが残りやすくきれいになりにくいからです。

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子供用羽織の食べこぼしの汚れ

小さい男のお子さん用の羽織です。

素材は、ポリエステルで、汚れは、おかしの食べこぼしのようでした。

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油性処理した後、水性の処理剤で軽くつけるだけで良く落ちて行きました。

素材がポリエステルだったので、繊維にしみこまず、浮いていたため落としやすかったと思います。

シルクやウールなどの天然繊維のお着物類だと、このようには、行きません。

何か「はねてしまった」「こぼしてしまった」

時は、乾いたタオルやハンカチテーブルナプキンでまず、こすらず上から押して汚れをタオルなどに移しましょう。

その時、乾いたタオルなどではさむようにして、汚れを移すとなお良いです。

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このように化学繊維だとわりと落としやすいです。

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明治時代に仕立てた羽織

数年前から古着物のリメイクが盛んに行われるようになり 、

タンスや倉などに眠っていた着物を洋服に変え今までと同じ生地なのに

まったく違う形に変身してしまいもう一度新しく楽しむ事が出来ます。

今やリメイク、リフォームは、産業にまでなってしまいました。

団塊の世代と呼ばれる方達が、どんどん定年退職になり残りの

人生をどう生きるか考えています。

今までよりは、時間が出来ます。

その定年退職された女性の方達を中心に古着物のリメイクは、盛んに

なっているように感じます。

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今回ご紹介する羽織になりますが、お客様のお母様が明治時代に

仕立てた羽織だそうです。

ご家族のみなさんで大切に保管しているようで、羽織の状態は

とても良い状態でした。

このような生地は、やはり最近は、あまり拝見する機会も少なくなりました。

首下の裏地に使われている生地が昔を感じます。

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このような着物は、きっとリメイク職人さんは、欲しがる品物じゃないで

しょうか?きっと巾着やバックなどにするとすてきかもしれません。