クリーニング日々日記

クリーニングブランドの日々の日記

栃木県日光市でクリーニング店を営み、そこで日々起こっていることを書き綴っております。.
 

白いスカート 洗濯後黄色く変色とのこと・・・・染み抜き後

昨晩は冷え込みが厳しかったですが、日中になると過ごしやすい晴天に恵まれ気温も暖かく気持ちが
良いです。

紅葉もそろそろ終りに近づいています。

 

前回の続きでこれからシミ抜きの作業をご紹介したいと思います。

油分が時間と共に黄色く変色したものと思いましたので、
黄色く変色したものを抜く液を作り作業に入りたいと思います。

品質表示は、ポリエステルと綿の混合されている生地で液をつけて
馴染ませるだけで、スーッと消えて行きました。

油性の成分の液体が生地に着くと水性のように着色されて液が濃く残らず付着しても
分かりにくい場合が多いです。
そして今回のように付着したことが分からず収納されてから、お持ち頂く事は、多いです。

 

 

 

P1140237

 

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ウールジャケットかけはぎ修理・・・・・②修理後

ウールジャケット かけはぎ修理後

ウールジャケット

かけはぎ修理に出していたジャケットが戻って着ました。

 

 

 

ウールジャケット

ウールジャケット

 

安全ピンの下あたりが修理箇所になります。

職人さんいわくストライプの様な縦じま柄の模様とほうが修理箇所が目立たなく直るそうです。

こちらの修理で若干穴の大きさが大きく¥9000ほどで直りました。

 

 

 

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ウールジャケットかけはぎ修理・・・・・①

 

 

先日お客様から修理の依頼を頂きジャケットをかけはぎ修理に出すためお預かりしてきたジャケットです。

 

 

P1110965                                                   P1110968

 

元側の生地の繊維と共布の繊維をほどき縫い合わせる修理法で、1cm四方で6,7千円になります。

無地の生地だと縫い合わせた箇所がめだつ場合が多いですがストライプ柄や今回のような柄が入っていると

目立ちにくくなります。

 

 

P1110971                           P1110980

 

 

 

 

 

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インクが付いたズボン (処理後)

水性のクレヨンとの事でしたが、油性の処理から始め全体的に油よごれやほこり、泥汚れなどがあったので、油性処理でだいたい落としてから、水性処理をしました。

P1100571

クレヨンは、無事落ちました。

P1100566

ズボンに落書きされたとお客様は、ショックを受けておられましたが、
クリーニング後の状態を見て満足して頂けたようでした。

品物を汚してしまった場合、「何をつけてしまったのか?」
が分かると大変落としやすくなりますが、
結構何を付けたか忘れがちです。

そんな時、私に仕事を教えてくれた先輩が教えてくれた事があります。

お客様が何で汚したか忘れてしまった時は、

どこに行ったのか?

何をしてたのか?

何を食べていたのか?

でだいたいの見当がつくと教えて頂きました。

汚れによる日焼けの例

下記の写真は、綿100%のスーツです。

着用後、日の当らない部屋に長期間下げて保管していたら、このように色が抜けてしまったようです。

色抜けがひどい個所は、太もも周辺とズボンのポケット部分です。

一般的に色が抜けたとお客様から相談を受けると、直射日光の影響からの日焼けが多いのですが、今回の場合は、日に当たらない場所に保管しての変色です。

写真からだと色が抜けているように見えますが、汗による焼けと判断しました。

一番上の上着とズボンが載っている写真ですが、スーツの元の色自体がうすい感じで、
焼けると色が抜けたように見えるようです。

P1060942

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P1060945

色が抜けてしまった品物は、着物ですと染め直しが可能ですが洋服の染め直しは、難しく
染め直しは、難しいのが現状だと思います。

女性物の上着の虫食い穴と引っかき傷・・・・(かけはぎ修理前)

お客様から問い合わせを頂きました。

長期にわたりクローゼットに収納していて、久しぶりに出してきたら虫に食べられてしまい、着用先でひっかけ傷を付けてしまったので、何とか補修出来ないかとの内容でした。

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今回の上着の場合、共布が小さいため、かけはぎに必要な分の生地に足りなかったです。

そう言う場合は、裏側の生地から取って使います。

今回の品物が上着ですが、念のため、パンツも預け共布がとれるようにしました。

カーデガンに付いたシミの除去について

P1050435

今回お客様からお預かりさせて頂いたカーディガンです。
お客様からこのカーディガンの汚れについて状況を聞かせて頂きました。

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左腕の側に食事中何かがはねてついてしまったらしいが、目立たなかったのでそのまましばらく収納し、次着用しようと出してきたら上記のように黄色くシミになっていたようです。

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油性処理で油分を取り、水性処理をしましたが変わらないので、部分漂白に移りました。

一般的に白い物でも淡く黄色がかっている白だったりと真っ白でわ無い場合が多いので全体漂白が、
多いですが、今回は、胸元あたりにレースが付いていたり生地を分けて使っているものでしたので、
部分的に少しずつ漂白をしていきました。

黄変部分が白く抜ける事無くきれいに仕上がったと思います。

刺繍を外してほしいとのお問い合わせ・・・・2(作業後)

前回の1からの続きになりますが、下記の写真が刺繍を外し終わった状態になります。

刺繍糸を一つ一つ外していく作業になりますが、ミシンで刺繍を入れた時の針穴とその時のささくれは、
残ってしまいたすね。

今回作業をしてみて、刺繍のずれを予防する為に接着剤が付いていてこれを取るのが予想外でした。。

P1080961

接着剤もだいたいは、取れたので写真で見るかぎりあまり目立たないと思います。

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今回の「刺繍を外す」と言うお問い合わせは、初の事だったので戸惑いもありましたが、

問題なく刺繍も外れ、お客様も大変喜んで頂けたみたなので、ほっとしております。

子供用ツーピースの上着に食べこぼしのシミ(作業後)・・・2

 

 

 

予定通り、油の汚れを取る処置をしたところ簡単に除去する事が出来ました。

 

汚れが付いて早い段階でお品物をお預かりする事が出来たのが一番良かったと思います。

 

付いたばかりの油性(油系の汚れやシミ)は、早ければ早いほど汚れやシミは、取り除きやすいです。

 

時間が経ってしまうと、油が酸化して黄色く変色したり、水溶性の汚れやシミは、繊維を着色してしまったりします。

 

 

 

 

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処置部分が濡れていて和ジミのようにみえますね。

ここを専用の機械で専用の水を使いすすぎ、水分を取り除いてから丸洗いをします。

刺繍を外してほしいとの問い合わせ・・・1

先日、日頃から大変お世話になっている近所の乗馬クラブのスタッフさんが

「ジャンバーに入っている刺繍を外す事は、出来るんでしょうか?」とご来店頂いた。

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