クリーニング日々日記

クリーニングブランドの日々の日記

栃木県日光市でクリーニング店を営み、そこで日々起こっていることを書き綴っております。.
 

カーデガンに付いたシミの除去について

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今回お客様からお預かりさせて頂いたカーディガンです。
お客様からこのカーディガンの汚れについて状況を聞かせて頂きました。

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左腕の側に食事中何かがはねてついてしまったらしいが、目立たなかったのでそのまましばらく収納し、次着用しようと出してきたら上記のように黄色くシミになっていたようです。

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油性処理で油分を取り、水性処理をしましたが変わらないので、部分漂白に移りました。

一般的に白い物でも淡く黄色がかっている白だったりと真っ白でわ無い場合が多いので全体漂白が、
多いですが、今回は、胸元あたりにレースが付いていたり生地を分けて使っているものでしたので、
部分的に少しずつ漂白をしていきました。

黄変部分が白く抜ける事無くきれいに仕上がったと思います。

子供用ツーピースの上着に食べこぼしのシミ(作業後)・・・2

 

 

 

予定通り、油の汚れを取る処置をしたところ簡単に除去する事が出来ました。

 

汚れが付いて早い段階でお品物をお預かりする事が出来たのが一番良かったと思います。

 

付いたばかりの油性(油系の汚れやシミ)は、早ければ早いほど汚れやシミは、取り除きやすいです。

 

時間が経ってしまうと、油が酸化して黄色く変色したり、水溶性の汚れやシミは、繊維を着色してしまったりします。

 

 

 

 

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処置部分が濡れていて和ジミのようにみえますね。

ここを専用の機械で専用の水を使いすすぎ、水分を取り除いてから丸洗いをします。

刺繍を外してほしいとの問い合わせ・・・1

先日、日頃から大変お世話になっている近所の乗馬クラブのスタッフさんが

「ジャンバーに入っている刺繍を外す事は、出来るんでしょうか?」とご来店頂いた。

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ブランドバック・・・・専用バックでお返し致してます。

布製、革製、ブランドバックのクリーニングの需要が年々増えて来ました。

当店では、外部の専門業者に外注していますが、その外注先で、バック類の返却時に専用バックで返却するサービスを始めました。

ブランドバック 2

ブランドバック バック

通気性のあるバックなので「袋から出して陰干し」などしなくてもそのまま収納して頂けます。

ですが、収納して何年もしまったままは、良くないので、年に一度は、湿度をチェックして冬の時期に陰干しをしましょう。

冬の時期に陰干しするのは、年間で一番湿度が下がる時期なので、日本では、むかしから1月2月ごろに着物を陰干しする風習があります。

大岩やっと撤去終了^^

Posted by: | Posted in: 営業日々日記, 日々日記

当店は、中古住宅を買い、建物に増築と言う形で工場とお店を作ったのですが、駐車場がそれほど大きくなくて、従業員が駐車するとお客様が駐車するスペースが少なくなってしまうので、広くする事を考えていたんですが、それには、前住んでた方が置いていった岩が敷地のど真ん中に鎮座されていてなかなかどかすことが出来ずにいました。

岩をどかす方法は、どんな形があるか知り合いの建築士さんに聞いてみたところ庭師さんが良いよと教えてくれました。

庭師さんは、対外自分の土地に岩をストックして必要な時に必要な岩を使い庭を造るそうです。

同じく重機をもっている土建屋さんに頼むと、土建屋さんの場合は、岩は、ごみになってしまうので、撤去費用がついてしまいます。

なので、庭師の方に相談しようとしていたら、知り合いの土建屋さんちで岩と庭木がほしいとの連絡が入り急遽無料で、撤去してもらえる事になりました。

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これで、ようやく念願の駐車場を広げる準備が出来そうです。

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殺人的な氷柱

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ここの所の連続した雪で朝晩の路面凍結が各地でおきていると思います。

当店がある日光市は、雪が多く降るところで有名で山岳部ほどでは、ないですが

近年にしては、多く雪が降っている年になりました。

とある日に何気なくお客様の建物を見上げたら久しぶりに氷柱を発見しました。

連日の雪が積もり、晴天で解け、日がかげると凍るの繰り返しで見るたびに成長しているようです。

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東京からシルク製毛布

先日,東京にお住まいの方から問い合わせのお電話を頂きました。

お問い合わせの内容ですが、普段着は、某有名クリーニング店を利用しているが、とても思い入れがあるシルク製の毛布を出すには、不安で、安心して利用できるクリーニング店を探している

と言うお電話でした。

とても高価な毛布と言う事で最初にお断りさせて頂きましたが、お客様の想い入れを聞いているうちに「当店で本当によろしいのでしょうか?」と聞き了解を得て引き受ける事になりました。

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当店のホームページを公開してから7年目に入りましたが、当初も現在もありますが、「インターネットでクリーニングに利用するなんて出来るわけない」「クリーニングでインターネットを利用できるのは、10年先だ」と

言われて来ましたが、もちろん公開前から私は、インターネットに可能性を感じ取り組んで、続けています。

公開当初、特殊技術、(一般的にクリーニング業界だとシミ抜き、布団クリーニング、毛皮、革製クリーニング、着物など)がないとネットを使って全国からクリーニング通販は、出来ないんじゃないか?と

思っていました。

徐々に特殊技術以外で注文を取れると感じて続けて来ましたが、今回のシルク製の毛布の仕事を受けさせて頂いた事で沢山の事に気づかせて頂けた、気がします。

「安心してクリーニングを出したい、利用したいと願うお客様がいる」と言う事に気づかせて頂けたので、これからも「安心して利用して頂けるクリーニング店」になれるように努力を続けて情報も発信して行きたいと思います。

子供用羽織の食べこぼしの汚れ

小さい男のお子さん用の羽織です。

素材は、ポリエステルで、汚れは、おかしの食べこぼしのようでした。

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油性処理した後、水性の処理剤で軽くつけるだけで良く落ちて行きました。

素材がポリエステルだったので、繊維にしみこまず、浮いていたため落としやすかったと思います。

シルクやウールなどの天然繊維のお着物類だと、このようには、行きません。

何か「はねてしまった」「こぼしてしまった」

時は、乾いたタオルやハンカチテーブルナプキンでまず、こすらず上から押して汚れをタオルなどに移しましょう。

その時、乾いたタオルなどではさむようにして、汚れを移すとなお良いです。

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このように化学繊維だとわりと落としやすいです。

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明けましておめでとうございます

Posted by: | Posted in: 日々日記

昨年は、原油高騰から仕入れ値、燃料費の高騰でクリーニング業界も

大きく揺れた一年でした。

 

当店「クリーニングブランド」も8年目を向かえ、

HP「洗濯専門店・クリーニングブランド」も6年目、

ブログも多々のリニューアルをしながら5年目を向かえました。

 

「クリーニング日々日記」もクリーニングの情報に特化するように、

クリーニング、衣類関係では、無いものを整理しながら質の高い

情報を発信出来るよう努力して行きますので、応援宜しくお願い致します。

お客様からのQ&A  上下そろっているものは、一緒に出した方が良いですか?

 

はい! そろって出される事をおすすめします。

特に色の濃い物の場合、洗う回数が上下大きく変わってくると、洗う事で起こる

風合いの劣化で、回数が多い衣類が徐々に色がさめてきます。

 

似た質問も紹介します。

 

Q・・・・・・

スーツを着ようと思ったら、スカートの色が薄くなっているんだけど、

今利用しているクリーニング店に原因があるんでしょうか?

 

A・・・・・・

上着は、今まで着る事が無く、今回初めて出しました。

スカートは、ここ数年ずっとクリーニング店を利用していました。

上着とスカートの洗う回数が大きく変わるとこのように色がさめ上下違うものになってしまうので、

極力、合わせて洗うようにしましょう。

 


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